お持ち込み頂いたのはキャノンデールのフーリガン。アイコンである片持ちフォーク「LEFTY」を採用した個性的なミニベロです。その独特なシルエットは一度見ると忘れられない格好良さ。
今回は451サイズへの大径化計画をご相談いただきました。
2015年のフーリガン2をドロップハンドルカスタムし長距離ロードサイクリングにも慣れてきたところ406サイズの20インチでは物足りなくなってきたご様子。
主役となるリムは見た目もインパクトある40ミリハイトのエアロリムHplusSON SL-42をチョイス。
フロントハブは廃版となってしまったCHRIS KINGのISO LEFTY HUBをお持ち込み頂き、リアハブはシマノの135QR規格の最上位モデルFH-M8000を手配して組立いたしました。
32Hのみの展開ですので硬くなりすぎないようスポークはピラーのPSR15です。
レフティハブをチューニングスタンドに固定するために固定ボルトを抜かなければいけないのでKING専用のハブ分解工具SPLINE DRIVERを使って分解。ハブは中古とのことでしたがコンディションは良好でした。
ミニベロのディープリムなのでチューブも細工が必要となりました。コアの外れるマキシスのチューブに全ねじのシュワルベ延長バルブを利用。
完成!
さっそくフレームに組んでみるとなかなか戦闘的なバイクになりました。モールトンライクなロングホイールベースのフレームシルエットにディープリムはよく似合いますね!
今回はこういう時にこそ手組が重宝されるな~というよい例。
特に珍しい規格のバイクは完組ホイールで生産されませんし、単純な性能だけでなくビジュアル面での希望に応えやすいのも手組のメリットです。
こんなホイールあったらいいな!というご相談などありましたらお問合せフォームより是非どうぞ。
本日はここまで、ありがとうございました。
スポーツバイクメカニック 横山ヨーイチ
名古屋市東区 スポーツバイク販売、修理専門店 CYKICKS 定休日:水曜、木曜 Tel:052-325-8295 yokoyama@cykicks.jp STRAVA club : https://www.strava.com/clubs/CYKICKS Facebook: https://m.facebook.com/CYKICKS X: https://twitter.com/cykicksbicycle YOUTUBE: https://www.youtube.com/channel/UCBFOVhCRCAlUULnOkaGWIGQ お問い合わせやご相談はコチラからどうぞ! Contact&Calendar | CYKICKS|名古屋の自転車屋サイキックス