第32回シマノバイカーズフェスティバルに参加してきました! 

7月27日(土)に長野県諏訪郡富士見町にあります富士見パノラマリゾートで行われた第32回シマノバイカーズフェスティバルに参加してまいりましたので、今回はイベント全体の様子を簡単に参加レポートいたします。

朝はちょっと曇り気味?気温は25度くらい、快適!

シマノバイカーズフェスティバルはシマノ鈴鹿ロードレースに次ぐ歴史を持つシマノさん主催の大イベントでオフロードを中心にクロスカントリー、DH、ツーリングやロードサイクリングまで、対象はレース~競技色が薄めのイベントまでを網羅しており、会場はお祭りムード。

毎年夏が始まるこの時期に行われており、さすがに日差しはキツいのですがベースが標高1000mに位置している事もあって朝夕や森の中は涼しく、サウナのような名古屋とはまったく違う環境でサイクリングを楽しめました。

参加したのはXCエンデュランスというカテゴリーで1週約2㎞のXCコースを2時間走るというもの。今回同行いただいたMさんとペアチームを組んでバトンパス方式で挑戦!

初参加だったのでPITに手間取りましたが、大きなけがもなく無事に完走、真夏のXCコースは真冬のシクロとはまた違う過酷さがあって良い経験になりました。

持って行った3Lの水でギリギリだったので複数イベントに出る場合はもっと補給が必要そう。あとはブースにテントが要りますね…

お昼はキッチンカーで調達したごはんをステージテントのテーブル席でメインビジョンを見ながら頂きました🍳

ちなみにエントリーや複雑なタイムスケジュール、コース確認などは専用のアプリでできるようになっているのでめちゃめちゃ便利!live配信やリアルタイムラップ、リザルト確認もできて言うことなしです。

午後からは同行のNさんが参加するGXレースのPITをお手伝い。GXはグラベルバイクやシクロクロスなどドロップハンドル車でXCコースを走るレースで競技時間は1時間。

当たり前ですが上りと下りが半分半分のコースだとグラベルバイクの方がペースが早い!

1番暑い時間にソロで戦い抜く勇姿に感動しながら応援に熱が入りました。

無事完走!!

あっという間に撤収時間が迫っていましたので出展ブースさんをチェックに走ります。

オフロード系イベントでは最大級の出展量(今年は33社!)で国内展開する最新の製品を見て触って試乗もできるようになっています。

選手の使用率も高かったMERIDAブースには最新のsilex8000やE-bike達。

ピレリブースでは先日のオリンピックXCOで見事金メダルを獲得したピドコックが駆るDOGMA XCの廉価版である普及モデルを拝むことができました。

話題のヨシムラペダル。存在感があってめちゃめちゃカッコイイ!

シマノブースでは貴重な旧車の展示も。シマノ世紀の迷作エアラインズ!

そしてカンパニョーロブースでは最新作のEKAR GTの試乗車があり、これはと思い飛び乗ってきました。

1×13の廉価版という事でチープさがあるかと思いきや動作はEKARと遜色ない緻密なシフトフィーリング。

ロードのDISCよりもブレーキのパワーが強く感じたのはタイヤの太さのおかげでしょうか?

試乗コースの登りが相当に急勾配でしたが10-48Tの超ワイドtなギア比のおかげでなんとかクリア。過剰とも思える13枚だと高速~超低速まで全然余裕のカバー率ですね

レバー形状やクッションも良く、カンパニョーロのDNAを感じるよい出来になっておりました。欲しい!

お隣のフルクラムブースで見つけたのは最新作のSHARQ!

インパクトあるリムの形状に注目してしまいがちですが新設計の3ミリ幅スチールスポークのゴツさも凄い!

これは相当な硬さなのでは?GIANTやSCOPEなど他社はカーボンスポークに移行する勢力も増える中、フルクラムはスチールスポークを選択したのが興味深いですね。

バイカーズで先行展示の新作MEATLシリーズのカーボンバージョンとアルミバージョン。

インナーワイド30ミリのエンデューロ向け製品でカップ&コーン式ハブ、価格は未定となっていますがカーボンが30万円、アルミが15万円くらいになるのかな?

ショップ向けの展示会並みに最新の製品が見れ、最高の環境で試乗もできるのでレースに出ずに富士見パノラマのコースを通常利用しつつ1日かけてじっくり回るのもよい過ごし方かもしれませんね。

今回はほぼノータッチだったロードやグラベルのツーリング系イベントも裏で進行しており全体の参加者の半数くらいはグラベルバイクだったのでは?という印象も。

バイカーズの名の通りスポーツバイクの全ジャンルを対象におこなわれ前述のブース出展やイベントも盛りだくさんで、ちょっと噛みしたくらいでは全然満足できないくらいスケールの大きいイベントでした。参加者が各々計画を立て、思い思いの過ごし方ができる自由度の高いところが特に魅力的ですね!

今年は突然参加を決めてしまったので、来年は前もってCYKICKSをご利用の皆様に向けて参加を募りたいと思います。今からご一緒に参加表明頂ける気の早い方もお待ちしておりますよ〜!

本日はここまで、ありがとうございました。

スポーツバイクメカニック 横山ヨーイチ

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