本日はホイール組換えのご依頼をいただいたのでご紹介いたします。
ちょうど1年前にご依頼いただいてCYKICKSにて組んだホイール、XTRのWH-M9020のリムとFH-M9111のマイクロスプラインハブを組み合わせたホイールからDT SwissのXM421リムに変更です。
もちろんDT Swissのリムに必要不可欠な専用ニップルとワッシャーを使う事で滑らかにリム推奨値ギリギリまでテンションを上げた状態で組み立て可能です。
スポークはドライブ側コンペティション、ブレーキ側CX-RAYで軽量化を狙ったもの。
XTRのリムはオフセットだったので左右のテンション差はほぼありませんでしたが、今回は普通のリムなので若干左右差が出ているのが走行フィーリングにどれだけ影響するのか気になります。
乗った上のフィーリングでもう少しこうなったらいいのに、という希望をリム変え、スポーク変えで実験的に楽しめるのは手組みホイールの面白い一面です。
チューブラー、クリンチャー、チューブレスの仕様変更も可能ですし、リムハイトの変更も大きくホイール特性に影響します。
リム幅や重量、組み方やスポークの種類まで変更すると「全く別のホイールに化ける」というのは手組ホイールユーザーの方には良くわかっていただけると思います。
完組ホイールを買ってしまうのがスペックやコストパフォーマンス的には王道でしょうが自転車趣味人として自分のフィーリングに合うホイールを少しづつ仕立てていくという遊びも楽しいですよ!
ホイールの組換えご依頼などありましたらこちらからどうぞ
本日はここまで、ありがとうございました。
スポーツバイクメカニック 横山ヨーイチ