本日は破損したホイールの修理ということでお預かりした一本。
デカールは剥がされていますがGOKISOホイールですね。
インターナルニップルにホシのエアロスポークで組まれていますので最初期モデルです。
しかし何故かスポークが編まれておらずドライブ側がエルボー部分からボキボキと。
過去に同じ事が起きたようで、一部cx-rayで修繕されているのですが、バラしてみるとニップルはバラバラ。
ということで左右とも全てのスポークをCX-RAYに変更しタンジェント組へチェンジ。
スポークの長さも短めだったのでインターナルニップルに変更して計算し直し!
縦横振れを±0.2ミリ、テンションのバランスも10%以内におさえて完成です。
リムのテンション上限が不明なのでドライブ側は110kgfをターゲットにしましたがセンターを整えると反フリー側は80kgf程度に落ち着きました。
左フランジ位置がセンターに寄っているので左右テンション差は30%程度と少なく収まっています。
CYKICKSではお持ち込みの手組みホイールの修繕もお受けしております。
お困りごとありましたらお気軽にご相談下さいませ。
スポーツバイクメカニック横山ヨーイチ