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今週はMERIDAの2020年モデル展示会に参加して参りました。
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オープンと同時に取り扱いを開始するブランドの一つとしてチョイスしたMERIDA。先日展示会に参加してきましたので改めてブランドの強みや特徴と注目の2020年モデルをピックアップしてご紹介いたします。
台湾生まれ、ドイツ育ち
MERIDAは2020年で48年目を迎え、年間155万台を生産する世界最大規模の自転車製造メーカー。日本では過去にブリヂストンサイクルが細々と輸入していましたが10年前に宮田自転車の株式を取得し、取り扱いルートがかわり国内シェアを一気に伸ばしました。
OEMメーカーとして始まったMERIDAですが自社ブランドとしては1988年にスタート、98年には世界進出のためドイツの自転車メーカー「センチュリオン」と組みドイツ屈指の工業都市のシュツットガルトに研究開発拠点を設立。現在はメリダヨーロッパR&Dセンターとして活動しており、経験豊かなエンジニアとフィードバックライダーによって研究を行ったバイクは台湾にある自社工場にて熟練の職人により生産するという開発スタイルをとっています。
まさに餅は餅屋、お互いの強みを生かしたこのスタイルが完全に噛み合っているのがMERIDAの最大の強みです。
2020年モデルのお勧めバイクは??
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まずはロードのご紹介から。2016年デビューの旗艦モデル「スクルトゥーラ」は文句なしのクオリティで今年も継続です。MERIDAのロード販売数の50%を超える販売シェアを持ち、まさにMERIDAの顔!ロードではめずらしい5年継続というロングセラーモデルです。
2020年のカラーは絶妙なシングルカラーを採用したシンプルなデザインが多く、あまりゴチャゴチャしていない大人びた印象になりました!
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さらに昨年までのスモールサイズ専用4100、410が統合され4000、400の両モデルが8サイズ展開に!(ヨーロッパハイブランド並みですね)しかも小さい側に寄った8サイズなので150cm台の方からお乗りいただけます。
徐々にシェアを伸ばしているDISCモデルもリムブレーキと遜色ないフィーリングをもつ数少ないブランドとしてDISCロードを検討されている方は見逃せませんよ!
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“CF4”カーボンフレームは1台あたり400ピースを超えるカーボンパネルを45時間かけて組み合わせて生産されるトップグレード。他社なら500,000円を下らないグレードがMERIDAならこの価格、コストパフォーマンスは最高クラスです。
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フレームは319,000円と昨年から値段はかわらず。
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DISCのCF2カーボンに105油圧を採用した4000は価格も269,000円とはずしていません。
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カスタム次第で6kg台を目指せる超軽量DISCフレームです。
もちろんアルミモデルも充実のラインナップ。ミックスコンポがどうたらと言われたのは過去の事、フルシマノ採用の「400」はロードバイクはじめの1台にこれ以上ない充実のモデル。さらに廉価なエントリーの「100」もフルカーボンフォーク採用でフレームに妥協はなし!しかもネジ切りBBなので音鳴りの心配も無くメンテナンスやアップグレードも容易です。
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今年のMERIDAはクロスバイクが◎
続いてはアーバンクルーザーやライフスタイルバイクとして欠かせないクロスバイクのご紹介。
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MERIDAの主力クロスバイクであるグランスピードが今期フルモデルチェンジしました。スクルトゥーラの血統を注ぎ込まれた2020年のグランスピードは他社の有名クロスバイクを置き去りにするスペックとデザインです。
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スクルトゥーラのヘッドチューブとトップチューブが採用された事でフルカーボンテーパーフォーク、ハイドロフォーミング、スムースウェルディングといった最新アルミフレームのキーテクノロジーが全部入りし、トップチューブ長も長くなった事でよりスポーティな用途に向いたクロスバイクに進化しています。
すべてのグレードで同じフレーム、同じフルカーボンフォークが搭載されているのでご予算に応じてコンポをチョイスするような選び方でOKなのもシンプルでわかりやすいですね。
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やはりマスプロメーカーは層が厚い!
初めてスポーツバイクの世界に足を踏み入れる際の入り口が広く、ワンブランドであらゆる要望に応えられる豊富なラインナップですが、沢山ありすぎてなかなかコレ!と決めきれない悩みも出てきます。他社と比較するとさらにややこしくなりますよね…
細かくご相談などございましたらお問い合わせくださいませ。納期なども現状わかる範囲でお答え可能です。
本日はここまで、ありがとうございました。次回は怒涛のE-BIKEとグラベル系をご紹介いたします。
スポーツバイクメカニック 横山ヨーイチ