ギザロ305、カンパニョーロ ケンタウルへの組み替えご依頼頂きました。

ギザロは名古屋の老舗問屋さんである株式会社フカヤ(旧深谷産業さん)のオリジナルブランド。

古くは1913年の月星号に始まる自社生産バイクブランドで「ギザロ」は1994年にロードレーサー等、ファストライドを目的としたフレームとして誕生しています。

今回ご依頼頂いたのは2008〜9年ごろの旧ロゴモデル。2006年ごろまでは確かスレッドだったのがこの年式ではアヘッドになっています。

自分が輪界に足を突っ込み始めたころのモデルなのでよく覚えていますが、以降305はフレームカラーやロゴのリニューアルがありつつも常にリーズナブルな価格でクロモリ製フレームセットを購入できた貴重なモデルでした。

お預かりした状態は4500系ティアグラで組まれていたのですが、今回改めてクロモリのリムブレーキフレームを輝かせよう!ということで現行唯一のフルシルバーコンポであるカンパニョーロのケンタウルをチョイス頂きました。

フレームのレバー台座を活かしてWレバー仕様。ヨシガイさんは現行で3種類ものWレバーをラインナップしており貴重な存在です。

ブレーキレバーはカンパのキャリパーに合わせてブレーキリリースボタンの搭載されているPROMAX製を選択、価格に見合わない良い仕上がりでした。

手元変速レバーを使わないため超軽量になるハンドル周りが古のロードレーサーらしい煌めきで、現行のハイテクロードバイクを超える軽快さが楽しめます。

たしかに変速は不便ですが、余りある魅力が引き出せたのではと思います。

ホイールは以前blogで紹介させて頂いたMICHEのracingBoX RG2とKINLINのXR-19Wを組み合わせたCYKICKSセレクトの手組ホイールにて。

タイヤは細身なシルエットとアメサイドが丁度いいIRCのjettyプラス。

ミシュランのダイナミッククラシックといい最近この手のタイヤの出番が多い気がします。価格もお手頃なのが良いですね。

このクランクから自転車を1台組みたくなるような綺麗なケンタウルシルバー!フロントメカは現行で直付しかありませんのでシルバーのバンドを別途用意して細工を施し取付。

組みつけにあたってフレームの各部オーバーホール作業も行なって完全リフレッシュ!

いつの時代になってもこの変わらない美しい佇まいこそ正統派クロモリロードの醍醐味。さらに10年、乗り込んで深い味を出して行ってくださいませ。

ご依頼ありがとうございました!

ちなみに現行のギザロブランドで開発されるバイクはエンデュランスディスクロードのGE-110とフルカーボンシクロクロスのGX-110と超近代的ですが、次世代の標準になるべく今の自転車エンスーに求められる性能を持ちつつ、価格を抑えたフレームセット販売で他ブランドにはないギザロらしい美味しい立ち位置になっています。

ギザロ公式はこちら

ブルべユースをターゲットにしているので積載能力がありつつ「長距離を速く快適に走れる」GE110は他社にない独自のコンセプト

フレームに合わせて設計されたカーボンシートポスト、ステム、ハンドルが付属して253,000円(税込)なのは昨今のロードバイク市場においては正にバーゲンプライス!フレームサイズも怒涛の6サイズとイタリアンブティックブランド並みの細やかさ、さすがです。

ギザロは名古屋が拠点という事もありますし、試乗車手配可能ですのでご希望がございましたらお声がけ下さいませ!

本日はここまで、ありがとうございました。

名古屋市東区 スポーツバイク販売、修理専門店
CYKICKS
定休日:水曜、木曜
Tel:052-325-8295
yokoyama@cykicks.jp

STRAVA club : https://www.strava.com/clubs/CYKICKS
Facebook: https://m.facebook.com/CYKICKS
X: https://twitter.com/cykicksbicycle
YOUTUBE: https://www.youtube.com/channel/UCBFOVhCRCAlUULnOkaGWIGQ

お問い合わせやご相談はコチラからどうぞ!
Contact&Calendar | CYKICKS|名古屋の自転車屋サイキックス

2 Responses

Comments are closed.