本日ご紹介するのはメリダの看板バイクとしてもCYKICKSでご紹介するバイクとしても何度も登場する定番ロードのスクルトゥーラ。
バイクの詳細は過去のblogをご覧いただくとして、今回はリムブレーキモデルとして作られた最後のトップグレードとなる第4世代スクルトゥーラの2020年モデル、10K-E(CF4)グレードのご紹介をさせて頂きます。
コンポーネントはアルテグラの新型R8100とSCOPE R4とを組み合わせてリムブレーキバイクとして最新のスペックで仕上げさせて頂きました。まだまだリムブレーキ需要は続きますね!
そして注目はこだわりのオリジナルデザイン。
お客様のご希望で白黒モノトーンだったベースカラーにカッティングシートでREDロゴや矢羽デコレーションを施しての完成となりました。
バイクのロゴサイズや位置、色数などで異なりますがアップチャージは2万円〜3万円ほどでオリジナルカッティングデカールでのカスタムも承っております。
塗装し直しは少なくとも10万円近く費用がかかる事を考えるといざとなったら元にも戻しやすいですし攻めたデザインもしやすいかと思います。
ハンドルはEASTON EC70 AEROにて。
バイクの前半分はエアロ効果を最も発揮する箇所ですので費用対効果はホイール以上。ブレーキケーブル引き込みの開口部が大きいのでDi2のジャンクションも綺麗に収める事ができました。
バーテープはフィジークのVENTO SOLOCUSH TACKY のネオンピンクをチョイス。
リザードスキンやスパカズに比べると後発となるので指名が少ない印象ですが2.7ミリのクッション込みの絶妙な厚みで重量も実は最軽量。伸びもよく巻きやすいのでセルフ作業もしやすいかと思います。
フィジークのバーテープは他社にはない豊富すぎるラインナップ(現在手に入る現行品だけでも68種類‼︎)で乗り手の微妙な好みを反映させて選択ができる事が1番の強み。
今回はCF2のスクルトゥーラ 4000からのお乗り換えでしたのでほぼ同じジオメトリ、サイズ感でホイールは移植という条件で十分なグレードの違いを感じていただけたようです。
切れ味鋭い新しい相棒とイベント上位入賞、自己ベスト更新頑張って下さい!
さて、メリダはハイエンドのリムブレーキモデルに関しては「ニッチな需要」と捉えて新規開発しないという選択をとりました。
それは業界を引っ張る最大規模のメーカーとして当然の選択なのですが、同じ選択をした他社メーカーがトップモデルの価格を軒並み大幅値上げする中、メリダ及びスクルトゥーラ は現行の第5世代においても実績、仕様、価格共に優れたバランスと優位性を持っています。「手に入るハイエンド」としての立場はこれまでも、これからも変わらないだろうと思っています。
ただ、唯一難点を挙げるとすればやはり供給がままならない状態なこと。
新型のスクルトゥーラ VはCF5、CF3グレード共に22年9月末現在、殆どの仕様で納期が未定のまま。ご予約頂くにしてもご案内しづらい事この上ない状態ですが、ご予約頂かないと手に入らないのも事実。
今後あるかどうかわからない安定供給前に最新世代のスクルトゥーラを相棒に迎えたいという方は是非ご予約くださいませ。
本日はここまで、ありがとうございました。
スポーツバイクメカニック 横山ヨーイチ
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