2020年モデルの展示会記事でもご紹介したメリダのライトウェイトオールラウンダーのトップグレード「スクルトゥーラ チーム」を納車させていただきました。
名前の通りスクルトゥーラ チームはメリダの最高グレード「CF4カーボン」で織られたチーム供給モデルで、約400ピースのカーボンプリプレグを成形して作られる珠玉のカーボンフレームです。2018年にマイナーチェンジして早3シーズン目に突入。完成度は業界随一と言ってもよいほど成熟を感じるオールラウンドモデル。さらに価格は310,000円(本体)と他社ハイエンドに比べて利益度外視の価格設定でコストパフォーマンスは抜群。
メリダのロードラインナップの二本柱であるリアクトと比べるとシンプルな外観ですが、中に詰まった「ロードレーサーかくあるべし」というピュアロードのDNAを煎じたような乗り味は多くの人を納得させるものでしょう。
ご依頼頂いたお客様もスクルトゥーラ に惚れ込み、ブレーキがBB下の付いた17年モデルからのパーツ移植というパターンです。最新のスクルトゥーラ 楽しんで下さいませ!
市場は北米メーカーを中心にDISCブレーキに舵を切るところも出て参りましたが、リムブレーキフレームの長年のエンジニアリングの成果であるロードバイクとしての完成度は簡単に覆されるものではないでしょうし、自身の用途や好みをきちんと理解した上でリムブレーキ版をチョイスするのは全然問題ない事だと思います。どちらがいいか分からない!という方は是非ご相談くださいませ。
本日はここまで、ありがとうございました。
スポーツバイクメカニック 横山ヨーイチ