今回のご依頼は現行スクルトゥーラのデビューイヤーとなる2016年モデルの組み替えです。コンポーネントはフルR9100でリムブレーキの最高傑作として仕上げるという目論見。
2016年のスクルトゥーラチームはCF4カーボンのフレームに機械式デュラエース、ローター3Dクランク、レーシングゼロカーボン仕様でカタログ値6.5kg、定価830,000円というキャニオンもびっくりの戦略的価格設定でした。
2018以降はクランク型パワーメーターとの互換性や整備性の観点からリアブレーキがシートチューブ上に移動+軽量化というマイナーチェンジが行われたのですが、ブレーキブリッジがない旧型の方が快適性が高く、マイナーチェンジ前の方が好みという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
バーテープはフレームとのカラーコーディネートと耐久性を狙ってmagic-oneのシリコンバーテープをチョイスしました。
ちなみにスクルトゥーラがデビューした時はかなり大々的なプロモーションが行われ、市販のパーツで組んだ9000グレード(CF5カーボン)のLTD完成車「4.56kg」の衝撃は今でも通用するインパクトでした。
CF5は取り扱いの繊細さのため、落車や輸送でのリスクが高くチーム供給はされませんでしたが、メリダの技術力を世に知らしめた仕様でした。
2015年にランプレメリダチームに供給が開始されて以来、山岳や逃げでの数々の勝利を支えてきたスクルトゥーラ。
ここ数年は毎年フルモデルチェンジか⁉︎と噂されますが、6年間もラインナップされ続けるのは(ロードバイクフレームとしては異例)その完成度の証明といえるでしょう。
ちなみにスクルトゥーラの2020年モデルはギリギリ国内在庫が残っているものもあるので以下のモデルであれば即納でお買い得にご案内可能です!お値段は直接お問い合わせ下さいませ!
用途や好みによってフィットするバイクは人それぞれ。
今乗っているバイクを自分好みに徹底的に追求してゆくのは自転車趣味の醍醐味です。組み替えやパーツ交換、カスタム方向のご相談などありましたらお気軽にどうぞ。
本日はここまで、ありがとうございました。
スポーツバイクメカニック 横山ヨーイチ
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[…] バイクの詳細は過去のblogをご覧いただくとして、今回はリムブレーキモデルとして作られた最後のトップグレードとなる第4世代スクルトゥーラの2020年モデル、10K-E(CF4)グレードのご紹介させて頂きます。 […]