今回は手組みのチューブレスレディホイールのリム交換の依頼をお受けしました。
道路の工事不良で出来た段差に突っ込んでしまいリム変形が見られたので安心のためリム、スポークを全交換。
洗車の影響か、アルミニップルが若干腐食気味でした。SAPIM のアルミブラックは起こりやすい気がします。
リムはTNIの新型ワイドアルミリム「AL31W」で6,000円台ながら十分な精度と強度をもった手組みのベンチマーク的な立ち位置のリム。
リムブレーキ仕様とディスクブレーキ仕様に加えオフセットの有、無と20、24、28、32ホールとバリエーションが豊富なので幅広い手組みのニーズに応えられるステキな製品。
姉妹モデルの22ミリハイトのAL22W(445g)と合わせて完璧な2トップです。
組み上がりの写真を忘れてしまいましたがDTのチューブレステープにシュワルベプロワンを組んでお渡ししました。
ちょっとこのリムを使ったFRペアの仕様をシミュレーションしてみると…
リムAL31W ペア490g×2 12,900円
ハブBITEX RAF/R12 82g+207g 17,154円
スポークCX-ray 44本約200g 24,200円
アルミニップル44g
トータル1,513g 59,727円(税込工賃別)となかなかいいところに着地しそうですね。
なかなか外出しづらい状況ですがこんな時だからこそ手組みパーツであれこれ計画するのも自転車趣味の醍醐味。巣篭もりのおかずにご自身で手組みホイールを作って見たい!という方がいらっしゃいましたらどうぞご相談下さいませ。お手伝いさせて頂きます。
本日はここまで、ありがとうございました。
ホイールをスポーツバイクメカニック横山ヨーイチ